抹茶オーレ ― 2006/06/01 11:09
そうなんです。
いろいろあれこれ工夫しても耐性ができるのか?
すぐ便秘体質になるわたし。
今はまっているのは「抹茶オーレ」
牛乳に粉末グリーンティーを入れて
かき混ぜるだけなのですが....(笑)
たくさん入れるとほっぺが落ちそうなほど甘い。
(たぶん、ほんとのお抹茶がいいのでしょうが、
冷凍庫にもらい物のグリーンティー袋が3つもあるから)
これは食後血圧(血糖値だったかな??が
上がるのを穏やかにする作用があるらしいから
一石二鳥、三ちょう。
ただし、一日一回、ワンカップ。
(牛乳でお腹が痛くなる性質だから)
油絵展 ― 2006/06/03 14:10
近くの友達に誘ってもらい、
やはりお近くの、パワフル婦人Mさんの
油絵展を見に、近くの文化センターへ。
想像より多くの絵が飾られていてびっくり。
お子さんが赤ちゃんのころから我流で描き溜め
た30年分の作品らしい。
人とのかかわりを大切にしておられるMさんらしい
人物画に「・・・らしいなぁ」って笑みが浮かぶけど
私は比良をバックにした秋から冬の風景画の数々に
惹かれた。
絵画教室や小学校での絵画指導をしておられる。
「継続は力なり」
ゆったりいい物を見せてもらいました。
せっかくの機会でもあり、古いものを喜んでくれる人なので
実家の母からもらった単衣の矢絣(虫食いの穴つき)(笑)を
汗だくで着ていった。
三輪山へ ― 2006/06/05 14:20
きのう、
近鉄特急に乗り、奈良桜井にある三輪山(467M)へ。
(電車から見るとなだらかな稜線でゆったり雰囲気の低山)
ここは日本最古のご神体山。
受付で住所と名前を記帳、入山料300円を支払うと、
「三輪山参拝証」と書かれた
鈴つきのたすきを渡され、(帰りに返す)
写真を撮らないこと、
食事やトイレをしないことを約束させられるが、
ご神体山なので、納得。
霊感は感じなかったけど、ちょっと神聖な気持ちに。
老いや死を漠然とではあるけど、考えるようになり、
何かを捕らえたくて、
古いもの、長く変わらず存在するものに触れたくなる。
思ったよりきつい上り下りで汗グッショリ。
帰り、もちろん、三輪素麺を食べてきた。
トマトが涙ぐみたくなるほど甘かった。
本「不運な女」 ― 2006/06/14 13:37
不運な女 リチャード・ブローティガン著 藤本和子訳
ブローティガンは1984年48歳でピストル自殺で亡くなったのですが
死後見つかった最後の作品。
少 し前、三島由紀夫の最後の作品「豊饒の海」四部作を
数ヶ月かけて読んだけど全然!読みこなせなかった。
起承転結、輪廻転生ってことがちょっと脳をかすめたくらい。
繊細で几帳面、ものを多角的に捕らえられる才能豊かな人だと思うけど、
言葉の使い方や語彙が難しいこともあり、
自分の心に言葉がなかなか染み入ってこない。
ブローティガンのこの作品、えっ?えっ?これ小説??
なのですが、捕らえどころもなく、脈絡もないような内容が
「不運な女」って誰?の期待を裏切りつつ、
あっという間に読める
何だか心の回りをあったかな風が舞う不思議な本。文。
いつも墓地に惹かれ墓石に書かれた名前や没月日を読みながら
墓地の中をめぐり、死者の間を歩き回って、彼らについて考え、
かれらは何者だったのか、
どんな人生を送ったのだろうかと思い巡らすブローティガン。
彼が目の前で動いているように感じる。
彼の作品をほとんど訳した藤本和子さんは言う。
『人間の生には、口にできないような苦しみが、
言葉ではとてもいい表せないような極限的な傷があって、
そのような苦しみを前にしてわれわれにできることは、
誰もたった独りで苦しまなくていいように、そのことを代わって語ることだけ。
そして彼(リチャード・ブローティガン)は終生、
自分の魂を救うために本を書き続けた、ということなんです。』
表面も作品もまったく正反対なほど違うけど
死をずーーーーーーっと意識しつつ生きてきた内的過程は
たぶん三島もブローティガンも
とても似通っているような気がする。
(そういえば時代も重なる...)
ブローティガンは1984年48歳でピストル自殺で亡くなったのですが
死後見つかった最後の作品。
少 し前、三島由紀夫の最後の作品「豊饒の海」四部作を
数ヶ月かけて読んだけど全然!読みこなせなかった。
起承転結、輪廻転生ってことがちょっと脳をかすめたくらい。
繊細で几帳面、ものを多角的に捕らえられる才能豊かな人だと思うけど、
言葉の使い方や語彙が難しいこともあり、
自分の心に言葉がなかなか染み入ってこない。
ブローティガンのこの作品、えっ?えっ?これ小説??
なのですが、捕らえどころもなく、脈絡もないような内容が
「不運な女」って誰?の期待を裏切りつつ、
あっという間に読める
何だか心の回りをあったかな風が舞う不思議な本。文。
いつも墓地に惹かれ墓石に書かれた名前や没月日を読みながら
墓地の中をめぐり、死者の間を歩き回って、彼らについて考え、
かれらは何者だったのか、
どんな人生を送ったのだろうかと思い巡らすブローティガン。
彼が目の前で動いているように感じる。
彼の作品をほとんど訳した藤本和子さんは言う。
『人間の生には、口にできないような苦しみが、
言葉ではとてもいい表せないような極限的な傷があって、
そのような苦しみを前にしてわれわれにできることは、
誰もたった独りで苦しまなくていいように、そのことを代わって語ることだけ。
そして彼(リチャード・ブローティガン)は終生、
自分の魂を救うために本を書き続けた、ということなんです。』
表面も作品もまったく正反対なほど違うけど
死をずーーーーーーっと意識しつつ生きてきた内的過程は
たぶん三島もブローティガンも
とても似通っているような気がする。
(そういえば時代も重なる...)
クレマチス ― 2006/06/15 12:58
だんだん花の数が増えて胸いっぱい。
これに時計草と朝顔が仲間入り予定。
うまく仲良く共存、美存(←造語)しますように。
藤田嗣治展へ ― 2006/06/19 22:41
昨日、京都国立近代美術館へ
藤田嗣治展を見に行ってきた。
もちろん早朝より汗だくで
単衣の薄お召しを着付けて行った。(苦笑)
テレビでの紹介番組も見たけど
それより数倍よかったというか、
柔らかい心になれた。
なんといっても衣服そのもののしなやかさや
バックのカーテン地のまるみ、柄の緻密さ。
裸婦の下に敷かれた布地の柔らかなフォルムに
心がしなった。
(裸婦の体の柔らかいライン、盛り上がった肉感、
いわゆる乳白色の肌色の美しさなど、いうまでもない)
写真は買った画集(2300円)から撮ったものですが、
とても気に入った一枚。
「リオの人々」ってタイトルですが
黒人系の人の肌色の表し方とやはり衣服のライン、
色がやさしくて、綺麗で、生きることの明るさと強さに
とても心が惹かれた。
やっぱりほんまもんはええなぁぁあ。
金曜の夜 ― 2006/06/30 22:47
ニュースで横田早紀江さんを見、
ますます慈母のお顔になられたなあと胸がいっぱいになる。
泣いて泣いて寂しさと向き合い、
悔しさを噛み砕き、昇華させてきた、
人としての厚み。
暗くてやりきれないニュースばかりが垂れ流される中、
彼女から出る人としての深さを
もっとマスメディアは汲み取って放送して欲しいし、
私たち視聴者や子を持つ親たちもいっぱい学ばなきゃね。
助けなきゃね。
藤田嗣治画文集 「猫の本」 講談社 3000円
何も考えず、ただページをめくり
指でなぞっているだけで 異空間へ運んでくれる。
(そのうち、感じたことを書きたくなるかもしれないけど...)
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