今出来ること2012/12/11 16:35

 平成中村座公演を観に行ったこともあるし
勘三郎さんが亡くなられたことは私のようなものにも大大ショック。
内向する心の穴から出られないような気になった。
 宮沢賢治ワールドと勘三郎さんの死が私の中で繋がっていく。
「よだかの星」の最終場面。(抜粋↓)
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 寒さにいきはむねに白く凍りました。
空気がうすくなった為に、はねをそれはそれはせわしく
うごかさなければなりませんでした。
 それだのに、ほしの大きさは、さっきと少しも変りません。
つくいきはふいごのようです。
寒さや霜が、まるで剣のようによだかを刺しました。
 よだかは、はねがすっかりしびれてしまいました。
そしてなみだぐんだ目をあげてもう一ぺんそらを見ました。
そうです、これがよだかの最後でした。
 もうよだかは落ちているのか、のぼっているのか、
さかさになっているのか、上を向いているのかも、
わかりませんでした。ただこゝろもちはやすらかに、
その血のついた大きなくちばしは、
横にまがっては居ましたが、たしかに少しわらって居りました。
 それからしばらくたって、よだかははっきり、まなこをひらきました。
そして自分のからだがいま、燐の火のような青い美しい光になって、
しずかに燃えているのを見ました。
 すぐとなりは、カシオピア座でした。
天の川の青じろい光が、すぐうしろになっていました。
 そしてよだかの星は燃えつゞけました。いつまでもいつまでも燃えつゞけました。
 今でもまだ燃えています。
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 でもでも、
とても尊敬する働き者でもある
大好きなお豆腐屋さんのおっぱいにしこりが見つかったことを知らされ
あったかい玄米スープとレシピをもって
走ることにしました。
 ちっぽけなちっぽけな矮小な自分だけど
今出来ること、したいことをやらなくっちゃ。



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