着物でうろうろ2012/06/02 23:07

 
黒ペチュニア
        (我が家に咲く黒ペチュニア、、、ほんとベルベットみたい)
 久しぶりに着物を着つけた。
う~ん、、、帯の後ろの決め線が気に入らなくて
直しついでに一応リバーシブルになっている裏側にして
着つけて見た。
裏側を使うのは初めて。
着物(帯)

 せっかくなのでうろうろうろうろ、、、。
南北は御池通り⇔三条通り、 東西は柳馬場通り⇔堀川通りを
ジグザグ、ジグザグ、、、、

 買ったものはごま専門店の「ごま」(すりつぶすのではなく杵でつく)と
素敵なワインショップ(イタリア専門)で 
ワインショップ
スパーク赤ワイン。(築230年の土蔵ショップから入口方向を見る)


こだわり2012/06/10 02:02

 いつまでたってもなかなかパパッと着られないのに
なぜ着付け努力するのか、、、。
 それは
10年後、日常的に着物で過ごしたいから、、、。
 どうしてって、、、。
体型年齢を超え、老いと共存。
30分でも1時間でもじっと葉の揺れを感じ、
夕日の沈むのを眺めている。
蓮とめだか
そんな風に
老いをちゃんと引き受けているように見えたいから、、、。
着物
先日3年ぶりくらいで会った友達とのデート時のコーディネート。
今年着物日、10回目かな。
 さて、今日も着物姿で「藍染町家展」を見に行くつもりです。



藍染展へ2012/06/10 23:32

 
 長くずっとコツコツ藍染をしている友だちから
案内はがきをもらい楽しみにしていた
「『暮らしの中の藍』絞りコミュニティ京都 西陣町家作品展」を見に
出かけてきた。
町家入口
 伝承技術の一つだと思うのですが
こつこつ取り組んでいらっしゃる彼女たち仲間がいるから
すたれず守られている部分がある。
藍染手ぬぐい
 案内してくれながら彼女が「コンクリートの建物で作品展やらなくなって
こういう風の通る町家でやると疲れ方が違うわ」って言葉に
確かに空気の匂いに流れてきた時間を感じる。
 元は織屋さんで織機が
機織
          (織機の向こうに見えるのは浴衣地)
数台あって奥にまだ二段ベットもあり、
織り職人さんが寝泊まりしながら仕事をしていた歴史が肌を撫ぜた。
 夏の着物に挟む帯揚げに出来るものがあれば欲しいなって思ったが
彼女が手ぬぐい地でよければいつでも簡単に出来るからまた家においでよ
ってことで、また一緒に染めさせてもらおうかな。
ただ汗っかきだから帯に染まらないよう大分洗いまくってから使わないといけないね。
でもちょっと楽しみ。
 そのあと、美味しいのよっていう
鶏料理のお店を
鳥岩楼
教えてもらい(昼は800円の親子丼のみ)
親子丼
浄福寺通りを今出川通りを超え北上、
新しくなっている石畳の小道にある「織成館」を見学。
能装束の衣装を見せてもらったり、帯の手織り作業の説明と織り方も見せていただいた。
人が少なすぎて勿体ないなって思った。
興味ある本もいっぱい置いて有ったし落ち着いた雰囲気を味わっていたい気がしたけど
またの機会にし、近くの称念寺(猫寺)=動物の供養寺を覗き帰宅した。
 着物(藍の紬)は正直ムシムシ日で暑かったけど、
着物帯角だし風
裾よけをすててこタイプにしていったから
歩きやすかった。


手のかかること2012/06/16 00:53

 
 生きてくために仕事をすることも介護や子育て然り、花を育てることも
ネコノヒゲ
       (写真は先日植物園で撮った↑ネコノヒゲ)
料理をすることも
長じゅばんに半襟をつけることも(笑)
やっぱり手のかかること。
 一つ終わりもう一つ終わっても
人は進んでまた手のかかることを探すのかもしれない。
お抹茶
久しぶりの我流お抹茶、、、、。出来ればあまり流儀にうるさくない、
でも素敵な渋い着物姿のお婆ちゃん先生に習いたい、、、。
和菓子
(先日友達とお店でいただいた和菓子、その名もアジサイ、、、季節感があって美味しかったなぁ) 
さて私もなかなか愚図愚図としていますが、
でも出来れば何か役立つことを少しでもしたいです。


「書と織」展へ2012/06/22 00:27

 先週末、金澤翔子「書と織」展を
見てきた。
NHK大河ドラマ「平清盛」の
あの流れるような動きある題字を書いている翔子ちゃんの書を見るのは初めて。

 会場入った正面に貼り出されていた「力」と「希望」にまず眼がいった。
あ~、ほんと!
字がそのまま「ちから」と「きぼう」を放っている!!
なんで「書と織」展かな??って思ったけど、
主催が織の方なんですね。
弥勒菩薩等の仏が超細い糸で織って額にいらられているのをルーペで
見せてもらった。
(少し遠目ならと許しをもらって携帯で一枚撮らせてもらった)
 「なぜ翔子さんと?」受付の叔父さんに聞いてみたら
社長さんが前々より金澤翔子さんの書字に感動、よく買っていた御縁だそうで、
帯に翔子ちゃんの書いた字が細かく入っている千鳥模様の帯地も飾られていた。
触らせてもらったけど、ほんとに細い糸で織っているから
超柔らかくて締めやすそうだな、
こんな帯して歌舞伎など観に行ったらかっこいいなって思った。
(もちろん、買えませんけど、、、)
書の字を帯に使うのは、、としぶっていた翔子ちゃんのお母さんらしいのですが、
実際の織の現場の大変さと技術を見てOKをだされたみたいです。
会場で最近出た翔子ちゃんの本と
ハンカチを買って帰った。
 
 翔子ちゃんはダウン症で生まれましたが、
書家であるおかあさんより5歳のときから書を習い、
20年程粘り強く無心に書きつづけておられます。
翔子ちゃんはお坊さんたちととても意思疎通が自然なんだそうで、
近年、建長寺や東大寺等で席上揮毫し、
鎌倉の建長寺で書かれた「風神雷神」は
京都の建仁寺の俵屋宗達の風神雷神の屏風近くに奉納されているらしいので
是非見に行きたい。
翔子ちゃんはお坊さんたちの修行、禅の境地である
「両忘」を獲得しているそうで、
つまり、両方を忘れる、過去も未来も善も悪も忘れ、あるのは今だけっていう
境地なのだそう。
お母さんの深い愛と厳しさもすごいです。



買い物2012/06/24 22:35

 土曜日、夏赤城紬を引っ張り出し、
まだ7月になっていないけど、練習がてら着付け、出かけて見た。
帯(後ろ)

用事って保育園に通う4歳児、オマゴチャンのお茶を入れる水筒を
水筒
買いに。
 
実は1歳のオマゴチャンが1週間高熱が上がったり下がったり、、、。
血液検査の炎症数値がなかなか下がらず、強めの抗生剤を飲み、
本日やっと正常値に下ったお祝い??と
しばらく預かっていた私のお疲れ飛ばしに。(笑)

 真夏用の紬は少しごわごわしていて着こなしが難しく感じる。
着てしまえば案外涼しいのですが、帯をごちゃごちゃ結んでいる間に
汗ぐっしょり、、、、(苦笑)
帯(前)

襟元にタオルを巻いておかねばなりません。
涼しげな帯結びがしたいな。
半幅帯での結び方で今度チャレンジしてみようかしら。
少し事前練習をしておくことにしよう。


夏の藍染半衿2012/06/29 14:56

 ほんとは先週末、買ってしまった半衿さんです。
(すぐには言えなかった、、、)
着物姿でデパートの呉服売り場をつい!つい!
覗いてしまったのがいけなかったのです。
こういう姿のとき、売り場でつい!つい!
見栄をはってしまうのです。(涙;;)
ばっかみたいだけど、、、。
あじさい
      (我が家のあじさい=墨田の花火) やっと咲いてきた。

 夏半襟を見せてもらっていて
別に押し付けられたわけじゃないし、
品物と値を見、参考にインプットするだけでいいのに
思わず値段も見ず!!(値札が小さすぎて見にくかった、、、)
塩瀬の藍染半衿を買ってしまい
お支払の値段にびっくりびっくりびっくり、、、、。
絶対家族にも誰にも言えません。(冷や汗;;)
 何度もなんども洗い、ほつれまくり、
(ほつれないように処理しとかなあかんのと違う?と
ふくれっ面になりながら)
色を落としアイロンをかけ、
塩瀬の藍半衿
衿元につけてみました。
これで色が着物に移ったらいかにも私らしいかしらん。
はぁ~~~(苦笑;;)
曇り空の涼しげなときに着てみませう。