歌舞伎・東海道四谷怪談を観てきました2019/09/17 16:20

 

南座
 
 謀反でお家取り潰しとなった家臣たちのその後。
下級武士(浪人)や下層民となり
落ちていく業と憎しみ、
ねたみや弱さの中、
どんどん登場する皆が欲の怖さというか
悪のスパイラルにはまっていくいくさまが
歌舞伎様式の中で描かれていました。

 民谷伊右衛門役の片岡愛之助が
歌舞伎で云う「色悪」の悪の華やぎ、非業さを
出していたように感じました。
その妻、お岩役の中村七之助も
産後の肥立ちが悪い体の弱さと父の敵討ちを忘れない精神の強さ、
伊右衛門への想いと自分を非業な仕打ちで裏切る伊右衛門への
揺れる両軸の気持ちをを
よく表して悲哀と凄味がありました。

      
 お岩の御霊が提灯抜けする仕掛けがドキッとしすごかった。
あと、お芝居の後半で、
仇討で伊右衛門を切る与茂七(中村七之助三役の一つ)と
小仏小平の妻、お花(中村壱太郎)
そして薬屋直助(市川中車)
殺された民谷伊右衛門(片岡愛之助)の四人が
舞台上でそろってストップモーションで
それぞれの見得を切るところが

         (歌舞伎美人より、画像印刷)
すごーーーーーくかっこよく素敵でした。
役者さんたちの表現力、みんな皆、凄い。

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