戦前の夏着物2007/07/03 22:55

絽の着物
 去年の夏、実家の離れ・納戸小屋から持ってきた
母の古い絽の着物を着付け、母に見せに行ってきた。
(一度着て見せに来てよ......って云われてたし...)

 でも案の定、いきなり!「そんな格好で来て掃除できんが」
すぐに脱ぎ短パンTシャツで掃除洗濯料理に取り掛かった。

 昼ごはん後母の散髪もした。

 夕方前「もう帰るわ」とさっさと着物を着だしたら
「私は自分で着付けられずいつも近くのオクミさんに着せてもらった。
オクミさんは元芸者さんだからそれはそれは粋な着付けだったけど、
共同養蚕作業所で私とオキクちゃんがオクミさんの指図に従わないから
よういじめられた。。。。あんたは自分で着るから偉い。
そんなにいい着物ではないけどなかなか似合うよ」と一変
褒めて貰えた。

 11月の父の13回忌にも着物で来て!といってたけど、
また忘れてそんな格好では家事が出来んとしかられるんやろな。

 (写真は新幹線の中、自分で自分を携帯で撮ったもの)

コメント

_ 美猫 ― 2007/07/04 01:48

いいねぇ、着物・・・
最近娘が着付けを習っています。
家の着物は全部実家のタンスにまとめたので
毎晩、父の酒のつまみを運びながら1度は着付けの稽古をしているみたい。
夏の呂とか浴衣から練習すると良いですね。
着物って洋服感覚でなくて、洋服では似合わない色もぜんぜんアリだね。
今週末の公演ではちょうど七夕なのでロビーに笹を飾りつけます。
だから、お迎えする方は浴衣を着ましょうとのこと。
白地の浴衣に紫のテッセン柄の帯を締めようと今晩一式用意
してみました。さぁ、ちゃんと着られるかしら・・・?

_ 美猫 ― 2007/07/04 01:57

七夕に浴衣を着るのは、もちろん私です。
書き方変だったから、娘が着るみたいに思えたよね?
面倒だから、和風の洋服にするかも知れないけど。
上がり下りに躓きそうで裏方なのに機敏に動けないしね。
一応、挑戦はしてみます。五十肩だから帯が結べるだろうか。
家は母が長唄をやっていたから着物は着切れないほどあるの。
勿体ないね。私の祖父の仙台平の袴も何枚もある、もう袴なんか
広げちゃったらたためないよぉ~。外套のトンビまである。明治時代だ。
舞台の衣裳屋になれるよ。

_ anonymous ― 2007/07/04 22:38

>白地の浴衣に紫のテッセン柄の帯を締めようと...
>母が長唄をやっていたから着物は着切れないほどあるの
あはっ。この二行に釘付けになっちゃったよ~。
見たいなぁ。
口だけ裏方になって是非浴衣着ちゃってよ。
私もこの先、年毎に気楽~に!まとえるようになりたいな。

_ ミッフィー ― 2007/07/06 19:11

絽の着物素敵です。戦前の着物が現代にこうして見事に生きているっていうのが、素晴らしいわあ!!
さすがつららちゃん、ピシッと着れて「汗なんて私の辞書にはありません」って感じですね。
おかあさまも、着物もさぞかし喜んでることでしょうね。
オクミさんとオキクちゃんの会話もすごーい。おかあさまの表情が眼に浮かびます。

_ みすと ― 2007/07/06 21:23

着物本当にいいですね~
実家までまだ一人で行けないので、着物の整理がなかなかできません。
燻製になっちゃう(笑)
おかあさまの着物を着て差し上げられるって素敵!
絽が着られるって夢だわ・・

_ つらら ― 2007/07/07 11:35

ミッフィーちゃん、もちろん汗だくだく、たらたら!です。
一度、直接悉皆屋さんに出向いて、洗いに出そうと思うけど、
この前別の着物も出したとこやし、結構着物貧乏だっちゃ!(苦笑)

みすとちゃん、箪笥の中、楽しみに、
でもゆっくり、待ってます。絶対、見せてね。^_^;

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