玄米スープを作った2012/11/29 09:51

 先日観た映画「天のしずく」、
料理家・辰巳芳子さんのレシピから「玄米スープ」を
体調を少し崩している娘のために私も作ってみました。
玄米スープ


  材料:) 無農薬玄米40g  昆布3センチ角2枚
        梅干し1個  水3カップ

 作り方:)  ◆前の晩、玄米を洗いざるに上げておく(6時間以上)
        玄米を油気のない厚手鍋で いる。(鍋は中温でしっかり熱しておき、
        それを弱火と中火の間くらいの火力で小麦色になるまで いる。
炒った玄米

        (私の場合、量が少ないので5分弱で小麦色になった)

         ◆漢方薬を煎じる土瓶に、いった玄米、昆布、梅干し、水3カップを入れ
        蓋をしないで中火でふつふつ煮立つまで待ち、そこから弱火にし
        ほんの少し蓋をずらしてかぶせ、
煎じる土瓶
30分煎じる。

 とっても香ばしいいい匂いにほっぺがゆるみます。

 映画の中で長島愛生園の宮崎かずゑさんが、
長らく苦楽を支えあった親友の死期が近づいてきた頃、親友のために不自由な手で
木杓子をかき混ぜスープを作っておられた凛とした風格を思い出します。

 誰かのために一生懸命「いのち」を紡ぐ栄養満点のあったかいスープを作ることは
お互いの係わりをもはぐくみ前に進む力をもらえます。
 食はやっぱり「いのち」の源かなあ。

 スープカップに入れ(ステンレスポット)娘との待ち合わせ場所に配達。
「健康的なスープにあったまりました」メールがきました。
 私も残りを少し飲んでみました。
 玄米の自然な甘さにびっくり。ほんとにほっこりします。 

 あっ、この玄米のカスも
玄米カス
少しいただいてみました。
たくさんは無理だけど、少しなら摘んで甘みとやらやら柔らかさに
美味しさを感じました。