本の整理・気持ちの整理2012/10/19 00:00

 本棚の整理、第二弾に取りかかるにあたって
残した本を読み返したりななめ読みしたりして、
処分する本選びを少しずつしている。
  処分する本の一冊↓
 ◎「心に残る人びと」 文藝春秋 編
ふしぎな出会い、おもいで、学生時代、あこがれ、気になるあの人、お世話になったあの方
という見出し分けの中に作家の方々が寄稿されていた。
人は誰でも一つは心に残る出会いがあるらしいのですが、
一期一会の出会いを皆さん、心の肥やしにしてるんですね。
月下美人

 私も少し反芻してみた。
 ちょっと苦い出会い、、、、、、。
小学校4年生のときかな。
私が通っていた小学校は僻地ののどかな小さな学校で、
学級は2学年複式学級。
教師3人と教頭、校長の5人体制。
だから、教頭先生も授業を持っていて、確か社会を教えていた。
当時私は良くも悪くもかなりのお喋りっ子だったと思う。
授業中指されて答えられない一学年下の子に
(その子の困った表情を今でも覚えている)
コソコソか態度大きくか、覚えてないからわからないけど、教えていて、
教頭に片手で頭を思い切り押さえつけられ、ギュッと振られ、
「お前に聞いてるんじゃない!だまっとらんか」と
怒鳴られた。
その時からその先生の顔を正面から一切見なかったと思う。
自分の胸の内は親にも姉にももちろん誰にも話さなかったし、
話したくても整理もできなかったと思う。
ただそれからは思ったことをすぐには口に出さなくなった。
でも人は他人にどう接し、どう思いやるかを無意識に学ばせてもらったと思う。