私なりのしつらい2012/09/03 15:26

 雑誌をめくっていて目に入ったんだけど、
「しつらい」ってたおやかでやさしくて胸に響きますね。
受け継いでいきたい、ちゃんと意識して使っていきたいことば。
 「季節のしつらい」といっても
立派な事は出来ないけど
ちゃんと「食事のしつらい」なんて言える夕食を
一品だけでも盛りたいですね。
今なら何でしょう?
「茄子」「芋」「栗」「まつたけ」「梨」「柿」「さんま」あたりでしょうか。
そこに萩の花やすすきを一輪差せば心や季節が伝わるかしら。
ちょっとこころしてやってみます。
 さて、
予約していた来年度の着物手帳が早くも!
着物手帳
届いた。
毎年全然書きこなしてないし、年度の途中で紛失してしまうことも
一度や二度ではなかったような、、、。(-_-;)
それでも今度こそは!と欲しくなる。
着物旬ごよみ(季節に合わせて着たい柄など)が
記してあったり
知らないちょっとしたうんちくがたくさん書いてあるので
手帳を開けるのが楽しみ。
来年は活用するつもり。気張って活用したい。
 とりあえず、
涼しくなったら、あちこちに分散している着物や小物を
出し入れしやすい丁寧な収納方に入れ替えたい。
今持っている和箪笥と桐箱とプラスチック箱だけで
取り出しやすい方法を見つけられますように。



帯留め金具を使って2012/09/05 14:45

 手芸売り場で小さな帯留め金具を2個900円ほどで買い
引き出しに仕舞っていたのですが
気になっていたフォーマルで使える帯留めを
作ってみました。
 作ったといってもただ、もう絶対使わない髪留めの
櫛部分をポキンと折って強力ボンドで
帯留め
くっつけてみただけ。
さて何とか使えるでしょうか。
帯留め・表側

使わなくなったブローチや鼈甲の髪飾り、平たい綺麗なストラップ等も
帯留めに変身できそうです。



街中ウオーク2012/09/10 13:55

 土曜日、もう9月やし、久しぶりにウオーキングしようかしら、
でもまだ暑い!なあ。
 山はこの間の豪雨の爪痕が残っているかもで危ないかなぁ。
それでも重い腰を上げ、
前から一度訪ねたかった今川の家(夫くんが小2まで住んでいた)を見に
連れて行ってもらった。
近鉄の今川駅からほん近くやった。
 前の道路は全く変わってなく、住んでいた家も



その後購入された畳屋さんがそのまま住んでおられるようだ。
三輪車に乗ったままはまった事があるらしい裏の水路(細い川)や
北側道路沿いKさん家の、よく遊んだ路地(今は猫も通れないよう閉じられていたけど)
を教えてもらったりした。
その続きの長屋も瓦とかは替えているのでしょうが
そのまま残っていた。
私の予想通り、夫の顔は結構嬉しそうだった。
そこから北田辺商店街~天王寺~四天王寺~
下寺町界隈(義母が小さい時住んでいた←詳しい場所は判らなかった)~
黒門市場~難波と、22000歩以上歩いた。
 コンクリートの上をずっと歩くは、
幅広のウオーキングシューズといえども足の筋が痛くなった。
 おじいちゃん(亡義父)が事業に失敗、博打、息子の貯金箱まで壊して
持って出て行った地。
 四天王寺も
四天王寺
日本仏教の一番古いお寺の一つやし、
名もないたくさんの亡霊って言ったら変かな、、、
人々の生活をちょっぴり意識しながらの歩き。
結構それなりに面白く感じた街中ウオークだった。

 そうそう、四天王寺境内から工事中の「あべのハルカス」が
ハルカスを見る
見えた。
再来年には地上60階ビルが完成する。
ちなみに名称、ハルカス=晴るかす=人の心を晴れ晴れさせる
ってことらしい。
高いところ好きな私は2年後、展望台に登るのが楽しみ。


私も断捨離に挑戦2012/09/16 01:27

 すごーーーーく!!気になっていたけど
もう何年も手つかず、ひたすら押し込めていた
開かず?の納戸の一つを片づけ始めてみた。
  (↑廊下に出した本の一部)
 重い気持ちを動かしたきっかけは
着物周りのものを出し入れしやすい形に整理したい気持ちの大きさ!
寝室にあった本棚を納戸に運び、その場所に嫁いだ娘の部屋のクローゼットにある
小型4段箪笥を運びたいこと。

 もう絶対読まないんじゃないかと思える本を半分ほど処分しようと思ったけど
なかなかね~思い入れがあって迷う迷う~
結局とりあえず四分の一ほどには減らし
さらに娘たちの小学校時代からのプリント類や教科書、漫画を処分コーナーに!!
(これは、なかなか、処分にうんと言ってもらえず、どんどん奥に溜まって行ってたもの)
(こんなにもため込んでいたんや~びっくり!)
(焦らず、少しずつゴミ出しの日に出していくつもり)
おぉ~~~っ!!足の踏み場もなかったところに
とりあえずの空間が生まれました。
大汗かいて超!疲れ!
漢方薬薬局のおばちゃまにいただいた
月見団子を(季節のものだからね~食べなさいよ~と言われ)
いっぺんに三個も
月見団子
食べてしまいました。
甘さを抑えてある上品な和菓子の味は最高です。


伝統と祈り2012/09/20 14:59

 葵祭(京都市)、春日祭(奈良市)と並び三大勅祭の一つ
石清水祭(八幡市)が15日にあり、オマゴチャンたちと
見にいって来た。
8月半ばの府南部豪雨でがけ崩れが十か所以上で
祭りは中止かと思われていたのですが
表参道等の土砂や倒木を関係者の方たちが片付けて下さり
無事開催された。 
 脈々と続き、護られる伝統行事のすごさと
見ることで落ち着く何かを探ってみるが、頭はぽよ~ん?としてます。

 さて、15日未明に八幡大神を乗せた御輿が
神職の方や地元名士たち、お供500人と山麓の頓宮に下り、
放生会(平安時代から生きとし生けるものの平安を願って始まっており
今年も放生川に鯉や鮒が放された)などの神事の後、
夕刻6時半頃頓宮から山の上の本殿へ御輿とお供の人々が帰られる祭り。

松明
     (カメラを持っていかなかったので携帯ピンボケ画像しかない)(涙)
 平安装束で、大きな弓や松明をもち、まるで歩くお雛様のように
夕闇の中、静かに消えて行った。
(子どもの参列お供の人たちは階段手前で戻ってこられたけど)
うちのオマゴチャン二人も
第一目的である「御獅子神人(おししじにん)」に頭を噛んでもらい
平安と健康のご利益を頂いた。
周りで子どもたちの泣き叫ぶ声がする中、
蚤の心臓のはずの1歳のオマゴチャン。
自分も大きな口を開けて自ら獅子の口の中に頭を突っ込んでいったのが
おかしいような幸せをいただいたような気持ちになり、ほっこり。

 翌日お礼を兼ねて本殿に
八幡宮
お参りしてきた。

やっぱり人の心と自然の平穏を祈るしか出来なくて。。。。
トロロアオイと空
              (下りてきたところに咲いていたトロロアオイ←多分、、、の花)


箕ノ裏ヶ岳へ2012/09/23 23:11

 空高く秋の気配を感じた土曜日、
久しぶりに里山歩きをしてきた。
 関西の低山を紹介する山歩きの本から
行ったこともないし、高さもちょうどかなと、
洛北の箕ノ裏ヶ岳(432,7m)をチョイスして出かけた。

 叡山電車「岩倉駅」出発→実相院(トイレタイム)→稲刈りの田を横目に
北上→箕ノ裏ヶ岳→薬王坂→鞍馬駅

 里山を歩く楽しさは観光地は人が多くても
そこからほんの一筋山側を行けば、静かで空気も良く、
残りごはんで握ったおにぎりの美味しいこと!!

 しかし今回、見た本が10年前のものだったせいか、
はたまた、低山
箕ノ裏ヶ岳
  (正面に箕ノ裏ヶ岳を見る)
だからという慢心か、ビジターが行くらくらくルートでなく
チャレンジコースを進んだら、あらあら、途中から道が無くなっちゃっていて
目を凝らして古びたテープを探りながら山の斜面をひたすらよじ登った
感じ。
 こんなところでもしも足をくじいて助けを呼んだら申し訳ないし恥ずかしい。
 何ごともなく良かったけど年を考え、
やはりちゃんとした道を進むべきだとしみじみ思った。
 ハプニングはそれなりに自然と向き合う楽しさがあった。
(でもやっぱりこれからは慎重にする)
厳かな高い山に登りたいとはあまり思わないけど
ゆったり近場の山を歩くのはやはり心が広がる
コスモス

赤とんぼ

  (このキク科の花はキクイモ????)
喜びがある。
久しぶりに4時間近く歩き、登り降り幾つかあって程よく疲労、満足満足。(^_^;;)
きらら号
  (帰り、鞍馬駅から乗った電車はラッキーなことに新しいきらら号、
紅葉を座って眺められるように窓に向いて座れます。
でもこの電車に乗れる確率は???)


チクチク針運び2012/09/29 22:46

 バタバタ落ち着かない日常の中、
時間を見つけ、お針箱を出し、
名古屋帯の縫い止めの位置を30センチ近く
手先側にずらし、
名古屋帯を直す
角出しに合うようにした。
(この帯をお太鼓結びには絶対しないから、、、)

 これでこの帯も猫好きな人と会う時、活躍しやすくなり!たびたび使えそうです。
ついでに遊び着用の長襦袢とフォーマル用長襦袢(自分のと娘用)に
半襟付け

半襟も付けた。
 たまのチクチク、、、、面倒でもあるけど、
ちょこっと無心になれる分、穏やかな気持ちになれるから好きなひととき。
今夜は月下美人も咲き、真夏時の開花より匂う。
月下美人
でも台風の影響で雨。
明日も雨かしら、、、。
昨日、空を見上げ、満月手前の月をゆっくり見上げておいてよかった。
中秋の名月と云うだけあって
9月の月は大きくゆったりしていて
ちょっと時空をワープするような幸せ気分を味わえるね、、、。