老年童話2007/10/22 23:04

本
 もう少し若い頃なら、職場、キッチン、ベットと、三冊を置いて
時間のあるとき、別々の本をつぎはぎ時間でも
読み繋ぐことが出来たけど、
今はもう、一冊の本も二、三ページ戻らないと読み継げない。

 でも、あきらめたら、ほんとに読めなくなっちゃいそうなので
自分の本棚から過去に読んだ(記憶があまり残っていないもの)
を再読するようにしています。

 ここ数日かかって読んだのは
「成熟のための心理童話」

 新鮮な感覚というわけではないけど、
年を重ね、老いが少しずつ理解できるようになって、
おぼろげに培ってきつつある感覚を認識できるというか、確認できる。

 何のために生き、何をして死んでいくのか。
 自分自身の邪悪さと対決することが成熟の証だとか、
 自己改革とは後半の人生の課題である等など。。。

 童話、昔話の奥は深く新鮮です。