伝統と祈り2012/09/20 14:59

 葵祭(京都市)、春日祭(奈良市)と並び三大勅祭の一つ
石清水祭(八幡市)が15日にあり、オマゴチャンたちと
見にいって来た。
8月半ばの府南部豪雨でがけ崩れが十か所以上で
祭りは中止かと思われていたのですが
表参道等の土砂や倒木を関係者の方たちが片付けて下さり
無事開催された。 
 脈々と続き、護られる伝統行事のすごさと
見ることで落ち着く何かを探ってみるが、頭はぽよ~ん?としてます。

 さて、15日未明に八幡大神を乗せた御輿が
神職の方や地元名士たち、お供500人と山麓の頓宮に下り、
放生会(平安時代から生きとし生けるものの平安を願って始まっており
今年も放生川に鯉や鮒が放された)などの神事の後、
夕刻6時半頃頓宮から山の上の本殿へ御輿とお供の人々が帰られる祭り。

松明
     (カメラを持っていかなかったので携帯ピンボケ画像しかない)(涙)
 平安装束で、大きな弓や松明をもち、まるで歩くお雛様のように
夕闇の中、静かに消えて行った。
(子どもの参列お供の人たちは階段手前で戻ってこられたけど)
うちのオマゴチャン二人も
第一目的である「御獅子神人(おししじにん)」に頭を噛んでもらい
平安と健康のご利益を頂いた。
周りで子どもたちの泣き叫ぶ声がする中、
蚤の心臓のはずの1歳のオマゴチャン。
自分も大きな口を開けて自ら獅子の口の中に頭を突っ込んでいったのが
おかしいような幸せをいただいたような気持ちになり、ほっこり。

 翌日お礼を兼ねて本殿に
八幡宮
お参りしてきた。

やっぱり人の心と自然の平穏を祈るしか出来なくて。。。。
トロロアオイと空
              (下りてきたところに咲いていたトロロアオイ←多分、、、の花)