ごぜ唄を聴いてきた2014/02/24 14:31

一昨日、昨日の土日。
3年ぶり位で上京。
土曜は
ブローダーハウス http://broaderhouse.info/ で
ブローダ―ハウス前

ごぜ唄を聴いてきました。

 歌舞伎や講談にもなっている話を
ごぜ唄で新潟の萱森さん(現在の伝承者)が 
うなってくださいました。
(話のタイトルは聞いてなかった、、、)
宗吾の菩提所

私自身は このお話、知らなかったです!
切なかったです。

 義憤に死した気高さが 
今までずっと菩提が護られ祭られ語り継がれたことなのでしょう。

 凶作や重い年貢に苦しむ宗吾やその家族、農民たちの情念に
寄り添い涙して見聴きしたであろう聴衆の情景が
ありありと浮かんでくる。
ごぜさんも農村地帯を回りながら 心深く唄い、
この話を聴く農民や商人も
火鉢にあたりながら 深くうなずき涙したんだろう。

今回、舞台女優の小野広子さんが
同じ話が民話になっている「ベロ出しチョンマ」を
臨場感たっぷりに朗読される時が10分ほどあった。
(その間ごぜ唄の萱森さんは舞台から去っていた)

ごぜの荒削りな語りと三味線。
民話の朗読、、、。それが 違和感なく自分の心で共鳴して
面白く感じました。
民話でのチョンマのお顔はこんな絵になっていたようです。
民話のチョンマ

聴きながら自分の心に描いた顔は全然違うものでした、、、。
チョンマはすごいお兄ちゃんです。

GINZA歌舞伎座へ2014/02/24 14:56

 土曜の夜は神田にあるビジネスホテルに泊まり
翌日。
 狭い部屋通路の鏡前で昨日と同じ着物を着付け、
行きたくてたまらなかった
GINZAの新歌舞伎座へ
歌舞伎座前
二月花形歌舞伎の観劇へ。

 演目「心謎解色糸」を堪能してきました。
市川染五郎、尾上菊之助、中村七之助、尾上松緑等の
若手が中心でした。

 年を重ねた人の女形(名前が出て来ない、、)も
びっくりするほど艶で美しいのですが
菊之助はほんとに若くて奇麗で!
芝居も上手いと感じた。

 舞台では染ちゃんや七之助が二役しているので
あっという間の早変りが何度もあり
とても楽しかった。

 行こうかどうしようか迷っていて
ひと月前に えい!っとWebからチケットを購入したのですが
もうずいぶん少なくなっていて、
もっと早く決めな 好きな席はあかんのやなあと痛感。
座席


 11時開演の1時間15分前位に
東銀座駅に直結の木挽町広場に到着。
 さまざまなお店をキョロキョロ2~3周し、
歌舞伎柄小袋に入ったかりん糖菓子や焼き菓子、
封筒便箋、携帯拭きクロス、、、皆歌舞伎ものだ!を
買った。 
 そんな中、なんか想い出の証が欲しくて
さすが扮装は申し込まなかったけど(笑)
その場でそのままパチリ記念写真を(恥はかき捨てで)
撮って
記念写真
もらった。
缶バッチにもして、今ティッシュペーパー包みに止めてます。(笑)

観劇後
チェックしてきた銀座のリサイクルきもの屋さんを
二軒覗かせてもらい
昔柄着物を帯に仕立て直したものや
アフリカや東南アジアの布を帯に仕立てたもの、
沢山見せてもらい、関西とはちょっと違うセンスかな???)

 お~東京って面白い~~思った。
テクテク東京駅まで
東京駅
下駄草履で歩いちゃった。

 昨日夕方覗いた
布や竹細工、和紙や木工品等のアンティークショップも素敵だっなぁ~。
(買えなかったけど、古い紙と布で作った手提げ鞄、
着物時、持って歩けたらうふふふやな、、)

 東京ってほんま!楽しい!
 たまの東京、大、大好きっ。
 一人旅もいいもんや~。