もう一つ学んだこと2009/06/14 22:40

 土日、一泊で実家に行ってきた。
 実家、玄関前詰み石で車に傷をつけてしまった。
 (あ~!! >_<;; ま、まだ、し、し、新車やのに!)

 落ち込んでいたら、嫌みや皮肉に強い母が
妙にいそいそ、元気づけて慰めてくれた。

「いいがな、怪我をしたわけでも誰かを怪我させたわけでもないがな。
そこに勝手に止めてる○○さんの車が悪いがな、運が悪かっただけ、、」

 いつもはあまり歩きたがらない母はよっこらしょと車も見て、
「わしには傷は見えんがね」 (立派な傷がついとるに!>_<;;)

 即、落ち込んだ気分が直ったわけではないけど、
気を取り直し、掃除や布団干し洗濯などをした。
 一緒にご飯を食べ、散髪と耳掃除もした。
耳は綺麗にして欲しいけど鼓膜を傷つけたらあかんというので、
あまり奥はいじらないようにしたけど、
「あ~気持ちようなった。デイサービスでは耳掃除はしてくれん、
手が悪いから自分ではうまくできんし、あ~きもちいい」

 お風呂では片側ずつ頭を傾け耳を押さえ、
「シャンプーを耳に入れたらあかんで~」 
ほんとに嬉しそうでいろんな話、いつもより饒舌で
「あ~楽しい」と何ども言った。

 翌日帰るときも、混むのが嫌だから、
たいがい8時過ぎには出ちゃうので、
いつもなら朝がゆっくりの母はまだ寝ていることも多いのに、
早くに起き出し、「わしの朝ご飯は適当でいいからはよ、でかけ、
楽しかったわ、また来てな」

 ふうん、娘の失態で、親は自分がしっかりしなきゃと
元気になれるんやね。
 久しぶりに、何よりの?親孝行出来たんやなぁ。。。

コメント

_ ミッフィー ― 2009/06/15 15:40

お母さま、かくしゃくとされている様子がお写真からも伝わってきます。子供が失敗すると強くなり、慰めてくれる。何歳になっても母親って変わらないんですね。車ちゃんは痛かったけど、いい親孝行ができましたね。

_ つらら ― 2009/06/15 23:23

ミッフィーちゃんのお母様も同じような
状況、様子でしたよね。
年を重ねて生ききるのは たいへんやなって、、、。
命ある限りその人なりにそれを全うする、、、たいへんです。
その胸の内は想像するよりもっときついことかもしれない。

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