小林一茶2006/01/04 15:55

本
 心ここにあらずというほどでもないにしろ、
ふわふわそわそわと落ち着かない時間が経過した新年。

 職場の年賀の整理を終え、やっと、平常心。^_^;

 正月、本を読むぞーーーって、
早く読めそうなのを4冊、図書館で借りたのですが、

読めたのはこの一冊のみ。
   「小林一茶」 童門冬二著

 一茶といえば俳人。
「雀の子そこのけそこのけお馬が通る」が浮かぶ。

 人となりは知らないけど、
ちょっと好きな童門冬二の著なので読んでみようかと、、、。

 当時(徳川11代将軍統治時代)、ちょっとした
高尚俳句ブームで一茶はその後の質素で解りやすい
田舎風の俳風。

 一番興味深かったのは
65歳で没するのですが、結局老年間際まで
「意固地」で「いじけ」た性格がなかなか克服できなかったらしいこと。
 (実母に早くに死なれ、継母になつけなかった)

 私ももろ!その性格がなかなか治らないけど
まあ、ぼちぼちがんばりゃいいか~~~。^_^;;

せっかくだから、一茶の句から好きなものを幾つか。

   「雪国や 土間の小すみの 葱畠」
   「町中や 列を正して 赤とんぼ」
   「小言いふ 相手あらば けふの月」