イーハトーブの魔法の詩・DVD2015/07/15 13:34

 私が心から尊敬する
芝居小屋(劇場)オーナーのAさん。

 若い劇団員たちを育む一翼を担っている彼女ですが、
そのブローダーハウス  http://broaderhouse.info/  が
出来て今年で10年目。

 ここまで続けるのは大変なことも多々あったでしょう。

 先だって10周年記念公演 
第一弾として
「イーハトーブの魔法の詩」が
         原作 宮澤賢治
   脚色・構成・演出 高橋清志
            (Ks Company  http://kscompany2001.jimdo.com/ )
公演されました。

 10周年、お祝いもしたかったし行きたかった。
行きたくてたまらなかったけど行けなかった。
 
 そしたら何と!Aさんから、
「防犯を兼ね、毎公演をDVDに撮っているから
暗くて臨場感は薄いかもですが雰囲気だけでも味わって」
と 
送ってもらったDVD
DVDを送っていただきました。

 感激です!!!!!

 宮澤賢治の童話作品の中から三つ。

 最初は 
「どんぐりと山ねこ」

 これは賢治も好きな幻燈フィルム調で
朗読と写実自然風景と一郎や山ねこのイラスト画と音楽が
上手く融合し
このゆったりめ時間のj流れ、構成方法。
私的には一番好きかも知れない。

 大谷バレエスタジオの生徒さん(松本真奈美さん)が
友情出演され、
バレエで童話のお話の世界を踊ってくれたのが
すごく新鮮で魅力的でした。

 二番目は
「セロ弾きのゴーシュ」

 やっぱりこの作品は音楽がいいです。
舞台の使い方も面白い。
ネズミの親子もかわいらしく演じて楽しかった。
タイツ姿でひざを抱える場面から踊ってくれたバレエにも
すっごく引き付けられた。

 三番目は
「注文の多い料理店」

 入口のドアを回しまた回しで場面転換が
舞台上でリアルに表され
とても面白かった。

 小さな舞台を最大限に表現できるってことに
とても驚きを感じます。

 朗読と芝居、音楽。そしてバレエダンス、、、、。
三作品ともこれらをミックスしつつ
表現方法がそれぞれ違い、
どれも楽しめ、
すーーーっとイーハトーブの魔法の世界に
入って行ける感じがした。

 「Ks Company」の舞台、生で一度観てみたい。

 まだまだ全然わかったと言えない賢治ワールドですが
時々ほんま、文字に頬ずりしたくなる。

 私が持っている絵本の絵はすべて「小林敏也」さん。
画風も好きですが青(藍)い色が好き。
本(賢治 宇宙)

賢治の絵本

猫の事務所
         (大好き!)
好きな場面の絵
       (獅子が窓から覗いている絵が好き)